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プリスクール日誌から見た子供たちの成長の軌跡


by yspreschool
2006年度第1期・2期生の日誌「ワイズプリスクール日誌」は、ワイズプリスクール日誌2006でご覧になっていただけます。


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# by yspreschool | 2006-04-24 22:05

この週末、お問い合わせのお電話が次々と鳴って、たくさんのご見学希望をいただきました。

今日はプリスクール最終日であり、水曜日なので3名のプレプリさんたちも参りますし、特別にY.K.ちゃんやH.K.くんが参加される日でもあったので、見学のお友だちは2名だけご招待させていただきました。

それでも10名を超える大人数に膨れ上がってしまいました。その他の皆さまは、ぜひ4月24日に西ノ内校が開校しましてから、随時ご見学にお越しいただければと思っております。

今日のプリスクールで、平成17年度の全てのクラスの課程が終了いたします。開校初年度のこの一年、私にとっては決して平坦な道ではありませんでした。でも、こうして素晴らしい子どもたちと保護者さま方に恵まれ、無事に今日のこの日を終えることができました。ありがとうございました。

ご挨拶は、あらためて「代表日記」のほうで申し上げさせていただこうと思います。

さて、一年の最後は、having fun !! ということで、ちょっと早いですがイースターパーティーを行いました。

イースターは宗教的にはキリストの復活をお祝いするお祭りですが、一般的には春を迎える行事として、特に子どもたちにとってはとても楽しみな行事です。

まずはモーニングルーティーンのあと、みんなで最後のアルファベットレビューを行いました。もちろん新年度も大文字26文字の学習は続きますが、アフターキンダーガーテンに進級されるお友だちは、4月からは小文字とフォニックスの学習が始まります。頑張りましょうね。

アルファベットの復習の後は、いよいよイースターエッグに色を付けていきます。特別な染色液の中にタマゴを沈ませると優しい色に染め上がりました。染色液に入れる前に「魔法のクレヨン」でタマゴに絵を描いた子は、あら不思議!何にも見えなかった模様が、染色液の中にタマゴを入れた途端に浮き上がってきたので、とってもびっくりしていました。

タマゴは茹でてありますから、落としても大丈夫なのですが、大切に扱ってください。染色液は食紅なので食べても害はないですが、そっと眺めて楽しまれたら、あとはそのまま処分していただくのがよろしいかと思います。

そして、そのイースターエッグを持ち帰るためのバニーバッグも制作しました。Red eyes、Blue eyes、いろいろな色のお目々のウサギさんたち、どれもとっても可愛らしくできあがりました。耳の部分を貼り合せて、バッグの持つ部分にします。

「こうして腕にかけて持つのよ」と持ち方を見せると、K.N.ちゃんが嬉々として私の真似をしてバッグを持ち、ちょっとおすまし顔でさっそく「お買い物(?)」に出掛けていました。

お写真が一つもなくて申し訳ございません。先日の発表会同様、すっかり子どもたちと夢中になってしまい、自分がカメラマンだということをまたすっかり忘れてしまいました。ちょっと自覚が足りないですね・・・すみません。

Story time に読んだ本の中で、子犬の Spot がお友だちの Helen と一緒にママが隠したイースターエッグを見つけに出掛けます。春の庭先、お家の中・・・。子どもならみんな大好き、イースターエッグハントです。

本物は割れてしまいますから、ゴム製のエッグを使用しました。みんなでお教室の外へ出て、1から10まで数えます。"Are you ready ?" プリのみんなには、もうすっかり得意な質問です。

H.K.くんも見学のお友だちも、プリのみんなの大きな声と勢いにつられて一生懸命タマゴを探していました。

Y.Y.ちゃんは一つ見つける度に、"Lynette! I found one!!" と、しっかり過去形で教えてくれました。"I found one" は、そのまま本の中に登場する言葉ではありません。この "Spot's First Easter" には、I have found ... や Did you find...? のような文章が出てきます。Y.Y.ちゃんが、どのようにして正しい過去形を身に付けるのか、とても不思議です。この英語生活の中から、自然且つ正確に学んでくれたとしか思えません。この他、came を正しく使っていたのも記憶にあります。

このようなちょっとした瞬間に、子どもたちの成長が煌くのです。英語生活を見守る私たち大人は、このような一瞬を決して見逃してはいけないのです。

11時になると、プレプリさんと見学のお友だちがお帰りになりました。急に静かになった教室の中で、6名のプリスクール生と、今年度最後の playdough で遊びました。

See you later, alligator!
お別れはAちゃんの大好きなご挨拶で。
In a while, crocodile!

では、4月24日から西ノ内のスクールでみなさまをお待ちいたしております。


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# by yspreschool | 2006-03-22 14:01 | プリスクール

リネット先生が一時帰国される都合で、最終日である3月25日(土)の授業を、本日に移動させていただきました。春分の日の午前、それぞれご家庭のご用事もおありだったのではと拝察いたします。みなさまのご協力に、重ねて感謝申し上げます。

さて、このサタデークラスは、平日は幼稚園に通う年中・年長さんを対象とした週1回のプログラムとして、9月にスタートしたのですが、若干2才でお母さまと別れ、単身で英語生活をはじめたプレプリさんたちとはまた異なる悩みを抱えることになりました。

幼稚園も2年目、3年目というお子さん方です。集団生活のルールもすで身につけ、日本語も非常に発達してきております。加えて、恥ずかしがる気持ちも芽生えはじめるお年頃です。そして極めつけは、週にたったの1度という頻度でした。

「イマージョン」というプログラムの性質上、圧倒的な時間不足が最大の悩みでした。全ての問題の終着地点はこの「時間不足」だったと思います。

例えば、今年度の単発的なプログラムとしては、イマージョンスクールのインテンシブコース(集中講座)がありましたが、サタデーは単発ではなく、通年のコースです。ですから「年間到達目標」に向かって授業の計画を組んでいくのですが、特に「記憶の定着」にこれ程悩まされるとは思いませんでした。

それでも、9月のあの内気で静かだったみんなが、年度末にはここまで生き生きと学んでくれるようになった姿を見ると、やはり続けてきた成果というものは客観的に評価していただけるのでは、と思うとともに、「あと一息だな」という感想を持たずにはいられません。

プリスクールのY.K.ちゃんが6月から週1日で通い始め、半年ほど経過してのち、生活態度もぐんと落ち着いて、学びたい意欲が膨らみはじめたという前例を見ても、サタデーのみなさんにも、あと本当にもう一息で学ぶことの楽しさとともに、伝えたいことを伝えられるという喜びを実感してもらえるようになると思うのです。

そのような課題と希望を持った今年度のサタデースクールでした。

さて、最終日の今日のメイン活動は、インドカレーのクッキングでした。

サタデースクール最終日 インドカレー作り-----March 21, 2006_d0033714_14511799.jpg朝いつものワークシートを終わらせると、子どもたちは用意してきたエプロン・三角巾を身に付け、お料理の準備も万全です。中にはこの日のためにエプロンを縫ってくださったお母さまもいらっしゃいます。本当にありがとうございます。

まずはジャガイモ・ニンジンの皮むきから。ピーラーの使い方は意外と難しいようで、指先を擦ってしまったのは、年下のK.F.ちゃんとY.Y.くんでした。ケガをさせてしまい、本当に申し訳ございません。

年長さんたちはさすがです。慎重な手つきで上手に皮を剥いていきます。包丁さばきも見事で、「目が痛い~」と言いながらタマネギのスライスを頑張ってくれたM.S.ちゃんとY.J.ちゃん。最後までジャガイモ・チキンをカットしてくれたS.F.くん。Y.Y.くんとふざけながらも、初めて(?)のクッキングに興味津々手伝ってくれたR.H.くん。みんなとってもよく頑張ってくれました。

サタデースクール最終日 インドカレー作り-----March 21, 2006_d0033714_14513746.jpgコトコトと煮込む間、みんなは「卒業写真」の制作に取り組みました。「Z」週のクラフトとも絡めた、とてもユニークな「卒業写真」です。ぜひみなさんのお部屋の壁に飾ってほしいです。

お昼近くなり、外国人教師のご夫婦が見学にいらっしゃいました。その先生方も交えて、みんなで会食を楽しみました。ナンを添えて、社会科でインドを学習した時に見た写真とそっくりのインドカレーが出来上がりました。

ちなみにドリンクはマンゴーラッシーです。こちらも甘さ控えめでさっぱりした飲み口です。お迎えにいらしたお母さま方にも少しずつおすそ分けしました。時間内に終了できず、お待たせすることとなってしまい、申し訳ございませんでした。

最後になりましたが、この半年間、サタデーに参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました。みなさんと一緒にたくさんの実験や工作やその他のお勉強をすることが出来て、とっても楽しかったです。

この半年で経験したいろいろなことやその時味わった感動をこれからも忘れることなく、小学生になってからもさらに意欲的に学んでいってほしいと思います。

そして保護者のみなさまへ。年度途中の開講にもかかわらず、このワイズをご信頼くださり、お子さまのお忙しいスケジュールのなかに、サタデースクールを加えてくださいましたこと、心より感謝申し上げます。また、イマージョン教育の趣旨をご理解くださり、お子さまの英語の獲得をあたたかく見守ってくださいました。

わずか半年、わずか26回のサタデープログラムです。率直に申し上げて、お子さま方は今まさに「はじめの一歩」を踏み出されたところです。本当の意味での成果は、今後さらにイマージョンを継続させていくうちに得られてくるものであると思います。この半年の学びを有意義なものにするためにも、ぜひイマージョンをご継続くださいますようお願い申し上げます。


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# by yspreschool | 2006-03-21 21:34 | サタデースクール

今日は、幼稚園や地区の行事でお休みするお子さんがあり、ちょっとさみしい一日でした。

Y is for yarn.ということで、みんなで weaving に挑戦。プリスクール生も頑張った weaving ですが、さすが年長さんたちは集中力が違いました。とくにS.F.くんは、手先がとても器用です。根気よく毛糸を通していって、2色の毛糸で上手に模様を描いていました。

ラッシー、おいしー!----- サタデースクール March 18, 2006_d0033714_17283893.jpgSnack は、インドのヨーグルトドリンク、"Lassi" でした。リネット先生はマンゴーラッシーのレシピを用意してくださいましたが、旬の果物ということで、マンゴーではなくイチゴでラッシーを作ってみることにしました。オリジナルからはちょっと離れてしまいますが、イチゴがおいしい季節ですから。

ラッシー、おいしー!----- サタデースクール March 18, 2006_d0033714_17274376.jpgイチゴのラッシーは、さっぱりとした甘さのおいしい飲み物でした。

次回はサタデースクール最後の授業なので、みんなでインドカレーを作ってお食事会をします。このときは、ぜひマンゴーラッシーを試してみようと思います。

ラッシー、おいしー!----- サタデースクール March 18, 2006_d0033714_17342541.jpg後半はサイエンスでした。先日「V」週に行った実験、覚えておりますか?あの時と同じ反応で、今度は風船を膨らませよう!という実験です。プラスティックのボトルの中で、計量した穀物酢と重曹を反応させます。反応が始まる前に急いでボトルの口に風船を取り付けます。

ラッシー、おいしー!----- サタデースクール March 18, 2006_d0033714_17344154.jpgボトルを振って反応を促がしてあげると・・・あれよあれよという間に風船がぷく~ぅっと膨らんできました。

最後はワークシートを仕上げて終了です。

今回の実験と前回の実験、実は同じ反応だったってことに気が付いた子はいたかな?


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# by yspreschool | 2006-03-18 15:35 | サタデースクール

昨年12月からスタートした、新年度のプリスクール生を対象としたプレプリスクールは、今日が今年度最後の授業日でした。

中には開校当初からお問い合わせをいただいていた方々もおりました。当時ご見学にいらしたお母さまの胸に抱っこされていた赤ちゃんが、一年後、こうして我がスクールのトドラークラスに入園されるわけです。子どもの成長の速さにも驚かされますが、何より一年待ってくださった保護者さまには、なんと感謝申し上げれば良いのやら・・・、本当に心から嬉しく思います。

今回のように、「プレプリ」として次年度のお子さま方を一足先にスクールにお迎えすることができたことは、お子さまには元より私たち講師・スタッフにとっても非常に有意義なことでした。

4月を待たないとわからないお子さまそれぞれの様子を、あらかじめ知ることができたのは、新年度の授業計画を立てる上での非常によい参考となりました。

また子どもたちにとっても、少し早めに集団生活のスタートを切ったことにより、少なくともお母さまとのお別れがスムーズにできるようになっていますから、このことだけを取っても、4月からの英語生活に非常に有益だと思います。

今日は、4月からの仲間 H.K.くん(2才)を迎え、少し落ち着かない雰囲気の中で過ごした最終日でした。というのも、H.K.くんがお母さまとのお別れでワンワン泣いたので、みんなその泣き声の大きさに少しびっくりしてしまったのでした。

でもこれは誰もが通る道です。プレプリの子たちも、H.K.くんを気の毒そうに眺めていました。

どの子もそうですが、H.K.くんも snack time までには落ち着きを取り戻しました。その後は何とか泣かずに過ごした・・・という感じの2時間でした。今思い返しても、12月当初、お別れできなくで泣く子、The hello song にも交ざれずにマイペースに遊ぶ子、廊下に寝そべる子・・・このクラスの始まりは本当に大変でした。

逆に、この短期間にクラスがここまでまとまるなんて、私たちは想像だにしてませんでした。でもそんなみんなもここまでに最低でも3ヶ月は要しているわけです。春からは毎日いらっしゃるH.K.くんですから、あっという間にみんなに追い付いてくれることでしょう。

そんなこんなで、みなさまの連絡ノートには、ろくなご挨拶も書けず、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 この場を借りて、ご挨拶をさせてください。

短い期間でしたが、非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。

この4ヶ月で、泣かずにお別れすることができるようになりました。
丸く座って、プリスクールの Good morning song を歌うことができるようになりました。
歌に合わせてお片付けができるようになりました。
先生と一緒に歌いながら楽しく体を動かせるようになりました。
Story time に2冊の本を読む間、お席を立つことがなくなりました。
"Snack time" の掛け声で、自ら洗面所へ向かうことができるようになりました。

そして、何より、わずかだった日本語がぐんと増えたことと、それと同時に少しの英語が自然に口から飛び出し始めたことを、私たちは一番嬉しく思っています。

明日から長い春休みですが、やる気を十分に溜め込んで、4月24日の入園式に元気なお顔で登園されることを、楽しみにお待ち申し上げております。ありがとうございました。

See you soon!


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# by yspreschool | 2006-03-17 19:38 | プレプリスクール