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プリスクール日誌から見た子供たちの成長の軌跡


by yspreschool

今日は、新年度よりご入園されるS.S.ちゃんが、一日体験にいらっしゃいました。一番最初にいらっしゃった時は、以前日誌にも書きましたが、帰りたくなくて玄関で大泣き。二回目いらっしゃったときは、お父さまがご一緒でしたので、クラスに参加するよりもお父さまにべったりでした。

結局、ご両親のご決断でご入園は決まりましたが、私たちとしては、まだ一度もベストな状態のS.S.ちゃんを見ていない、という思いがありましたので、今回お誘いさせていただいたのです。

今日は、Good Morning Song から始めていただくために、お母さまにお願いして、朝9時にいらっしゃっていただきました。その後プリのみんなと一緒に、3時間のプログラム最初から最後まで、しっかり参加していただきました。

S.S.ちゃんは、目に入るすべてのものがめずらしいですから、一つのところにじっとしていられず、ついつい席を立って周囲を散策せずには居られなかったようです。お母さまはその都度、とても困っていらっしゃいましたが、はじめはたいていのお子さんがこのようです。

英語生活を通してクラスのルールを学んでいくことが、トドラークラスの到達目標の一つであり、これから一年をかけて身につけていってもらうのですから、どうぞご心配されずに、一緒にお子さまの育ちを見守って参りましょう。

お母さまも小さな赤ちゃんを連れてのご参加、さぞ大変だったことでしょう。どうもありがとうございました。

ランチタイムがやってきて、いよいよS.S.ちゃんはお帰りです。3時間みっちり活動したので、とても満足した様子で、お帰りも穏やかに、そしてスムーズにさよならすることができました。

ひなまつり/配役決定!-----March 2, 2006_d0033714_13113741.jpgアルファベットの課業では、まず紙粘土での制作活動です。子どもたちは、「アルファベットの時間なのに・・・どうしてかな??」と、ちょっと不思議そうなお顔です。紙粘土に絵の具を混ぜ込んで、黄色の粘土ができあがりました。先生の指示に従ってちぎって、丸めて、そしてのばして。いつものワークシートの上に、yellow の「Y」が出来上がりました。

ひなまつり/配役決定!-----March 2, 2006_d0033714_1312549.jpg明日は3月3日、ひなまつりです。スクールでも桃の節句にちなんで、かわいらしいお雛さまとお内裏さまの首飾りを制作しました。スナックタイムにはひなあられも食べました。女の子たちは、お家にある雛飾りのお話で盛り上がっていました。

今日は、発表会で演技する「おおきなかぶ」の配役をいよいよ決定しました。これからは自分の役を知り、劇の中で適切にセリフが出てくるように、引き続き練習を頑張って参りたいと思います。

お母さま方、配役にともなう衣装の準備、よろしくお願いいたします。


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# by yspreschool | 2006-03-02 15:11 | プリスクール

今日からいよいよ3月ですね。私たちも4月の開校から、そろそろ1年を迎えようとしております。第一期生の初年度プログラムも総括の月となりました。

3人の2才児さんも、水曜日のプリスクールに随分慣れてきました。最後にスタートしたK.M.ちゃんは、朝のうちはまだまだ私の服を掴んで離しませんが、少し先に始めていたK.N.ちゃんは、プリスクールのお姉さん方と一緒になって、モーニングルーティーンに参加したがります。

ヨーヨーにチャレンジ-----March 1, 2006_d0033714_22591436.jpg今日は、singing time のあと、Ring Toss(輪投げ)で遊びました。リネット先生の指示に従って、みんな一列に並んで座って順番を待ちます。2才児さんは、まだ順番を待つことが難しく、立ち上がってはプレイしているお友だちの周りをぐるぐる歩き回ったりしてしまいます。

それでも根気よく声掛けを続けました。クラスの中には様々なルールがありますが、「順番を待つ」というのは、それらのルールの中でも最も大切な決まり事の一つです。決して焦る必要はありませんが、何度も何度も声掛けし促がす中で、徐々にルールを理解し、お友だちを待てるようになっていってほしいなと思っています。

Ring Toss は、予想以上にみんなの心を掴んだようで、繰り返し順番を待って、何度もプレイしていました。2才児さんたちも、(本人は投げているつもりで)ポールに輪をかけて、「できたよ!」と(日本語ではなく、ジェスチャーで)リネット先生に知らせていました。

ちょっと話が反れますが、この「ジェスチャー」ということについて。当スクールにお越しの2才児さん、決して日本語が話せないわけではありません。勿論、言葉が出始めのお子さんもいらっしゃいますが、しっかりした二語文や、なかには完璧なフルセンテンスの日本語を話せるお子さんもいらっしゃいます。

ところが、いったんクラスに入ると、誰一人として日本語を話す子がおりません。今年度の3才児プリスクールとは子どもたちの開始月齢が異なるため、単純な比較は難しいですが、この部分では、明確な違いが見られます。

こんなに幼い子でも(幼いからでしょうか)、リネット先生と意思の疎通をはかるためには日本語が何の意味も成さないことを無意識に承知しているように考えられます。だから敢えて日本語を使用していない、かといって自分の英語はまだ十分ではない。今の彼らは、そのようないわゆる「サイレント・ピリオド」の中にいるように思われます。

ヨーヨーにチャレンジ-----March 1, 2006_d0033714_2335557.jpgさて、話を元へ戻します。2才児さん降園後のプリスクールの子たちは、ヨーヨーにチャレンジしました。ワークシートで Y is for yo-yo を制作しましたが、ただ作るだけでは実感は湧きません。リネット先生に教えてもらいながら、ひとしきり熱中して取り組みました。

ヨーヨーにチャレンジ-----March 1, 2006_d0033714_2345542.jpg思うようにできないとき、すぐに諦めてしまいがちな勝気なAちゃん。今日も、なかなかうまくヨーヨーを巻き上げられず、肩を落として諦めかけていました。リネット先生がそれを見つけて、「練習をしなければうまくはなれないのよ」、「たくさん練習しましょう」と励まし、一緒に頑張っていました。

みんなまだまだ練習が必要なようですが、とてもよい体験だったと思います。


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# by yspreschool | 2006-03-01 23:50 | プリスクール

久々に見学者のいない、静かな火曜日を過ごしました。

今日で2月も終わり明日から3月、発表会が近づいてきました。年度末の慌しさのなかで、私たちもいよいよ焦りはじめてきました!毎日一時間は練習をしているみんなですが、実はまだもう少し!というところが多々あります。15日当日までになんとか形になるよう、子どもたちも私たちも頑張っています。

アルファベットも「Y」週に入りました。あと一文字で全26文字の大文字の学習が終了します。一年はあっという間だな、としみじみ思ってしまいました。

Y is foy yarn.

毛糸を使い、機織の要領で織物をしました。ちいさな厚紙の枠の中に、6~7本の縦糸を張り、そこに横糸をくぐらせていきます。これは、指先と目のコーディネーショントレーニングとしてのねらいもあります。

毛糸の織物、根気よく!-----February 28, 2006_d0033714_1153933.jpg子どもたちには、結構な集中力が要る作業です。先生からやり方を教わると、"Up, down, up, down" とつぶやきながら、みんな根気よくがんばっていました。

発表会の練習では、今日はいよいよ「おおきなかぶ」の配役を決定しました。お母さま方には、衣装の準備をよろしくお願いいたします。ご家庭にあるもので、その役にあったものを見つけていただければと思います。

"Brown Bear" ですが、先週も書きましたが、どうしても自分のパートとお友だちのパートを混同して、他のお友だちのパートまで全部言ってしまいます。なかなか理解してもらうまでに時間がかかってます。


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# by yspreschool | 2006-02-28 21:07 | プリスクール

久々の show and tell。先月からインプットと表現の練習を増やして、show and tell は毎月最終週のみ行うことにしております。

インプット作業を取り入れて、まだたったの1ヶ月が経過したばかりですから、先月とさほど違いは見つかりませんでしたが、これまでと比較すると、落ち着いて順番を待ち、自分の番には一生懸命先生からの質問に答える姿を見ることができました。

今日のメイン活動は、サイエンスでした。

火山の大噴火!----- サタデースクール February 25, 2006_d0033714_2324080.jpgV week でしたので、V is for volcano で、ミニチュア火山の制作に取り組みました。二人一組で共同で火山作りです。高さ10cmあまりの小さな小さな火山ですが、慎重に「魔法の粉」を入れれば噴火の準備はOKです。

リネット先生の提案で、外に出て噴火をさせることにしました。いよいよ春の訪れを感じさせる気候で、今にもタンポポが咲くのではないかというような暖かさでした。

火山の大噴火!----- サタデースクール February 25, 2006_d0033714_23242161.jpgみんなが噴火口に「噴火の素」を流し入れると、ブクブクブクッと噴火が始まりました。「おおおっ!」と驚きの声を上げる男の子、「噴火の素」の独特な臭いに「臭い~」と鼻を摘まむ女の子。

予想以上に「溶岩」が溢れ出してきたので、やはり外でやって正解でした。ひとしきり「噴火」の様子を観察した後、教室へ戻ってワークシートを完成させました。みんなそれぞれに個性的な lava(溶岩)を描いていました。

火山の大噴火!----- サタデースクール February 25, 2006_d0033714_23244773.jpg
その後は、先週に引き続き "The Three Little Pig" の人形劇をしました。今日の The big bad wolf は、R.H.くんでした。


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# by yspreschool | 2006-02-25 23:14 | サタデースクール

今日は、めずらしくH.U.くん、お別れで泣いてしまいました。

こころもからだもぐん!ぐん!ぐん!----- プレプリスクール February 24, 2006_d0033714_18182092.jpg2才児さんは、まだまだその日の体調や気分で全くちがう様子を見せますから、周囲の大人はゆったり構えて見守らなくてはなりません。

毎回同じようなことを書くようで恐縮ですが、プレプリの2才さんたち、本当に日に日に成長しています。先週できなかったことが今週できる!なんていう感動は、課業や活動ばかりでなく生活面でもしょっちゅうです。

こころもからだも全速力で大きくなっているのですね。

私たちが大切に思っていることの一つに、「全力で学ぶ、全力で遊ぶ」ということがあります。課業に集中して力いっぱい頑張るからこそ、そのあとの遊びも百倍楽しめるのです。勉強ばっかり、遊んでばっかり、両方ともよくありません。メリハリ、けじめが大切だと考えます。

決して厳しくする必要はありませんが、幼いうちからこのメリハリに気付かせるということは重要であると考えます。

プレプリの子どもたちも、次第にクラスルーティーンに気付きつつあります。「あ、ちょっとお家とはちがうな」と、スクールを自覚しはじめていると思います。

「今は何をするとき」ということを何度も知らせます。だからどうしてほしいのか、を伝えます。すると、子どもたちもだんだん分かってきてくれます。「今は snack time だからお席を立って歩いてはいけないんだな」とか、「 snack time が終わったから wash hands だな」というように、少しずつですが生活のきまりや流れを身につけつつあります。

これは来年度以降の学びの根幹を担うものであると思います。

Singing time に、プリスクールの "The Bus Song" を導入してみました。案の定、男の子も女の子もみんな大好き! "The wheels on a bus go round, round, round" のところで一生懸命腕をまわしてタイヤを表現する姿がとってもかわいらしいです。

また、"One elephant went out to play" も大好きです。ゾウさんの長いおはなを表現するみんなのちいさいおててが本当にかわいらしいです。

後半は、クレヨンと絵の具で描画を楽しみました。いろいろな形に切った画用紙に、みんな思い思いの点や線で表現していました。その上から太い筆にたっぷり絵の具を含ませてぬっていきます。K.N.ちゃんは、絵の具がクレヨンを弾じく様子をじっと眺めていました。

最後はいつものように、お迎えにいらしたお母さま方のお膝の上で "Goodbye song" を歌います。みんなの表情が、本当ににこやかでリラックスする瞬間です。

今日で「動物と色」をテーマにした課業は終了です。次週より3回は、「車と色」をテーマに制作活動をしていきます。


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# by yspreschool | 2006-02-24 18:07 | プレプリスクール