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プリスクール日誌から見た子供たちの成長の軌跡


by yspreschool

日本人スタッフの見学


今日は、新年度からプリスクールを担当する日本人スタッフがクラスを見学にやってきました。

Singing time から約1時間を子どもたちと過ごしました。

これまで、同じ年くらいのお子さまやその保護者さま、或いは外国人教師の訪問はよくありましたが、クラスの中で、私以外の日本人スタッフの見学というのは初めてのことでした。

日本人スタッフの姿を見つけるなり、早速日本語で話しかける子どもたちです。

国際結婚の家庭でバイリンガルに育てられる子ども同様、プリスクールの子どもたちも、まず大人の外見を見て、何語で話しかけるかを判断しているようです。

子どもたちがリネット先生に英語で話しかけるのは、先生が日本人ではなく、日本語が通じないと考えるからであり、当たり前のことですが、日本人には当然のように日本語で話しかけてきます。

そのような意味で、イマージョン教育にネイティブの教師というのは必要不可欠であるように思いますが、それ以上に求められているのは、実は教師がバイリンガルであるということなのです。すなわち、日本語と英語に堪能な教師であるならば、別段国籍(ネイティブかノンネイティブか)にこだわることもないのです。

そうは言っても、見た目が重要な幼児さんには、まだまだ分かってもらうのは難しいところだな、というのが率直な感想でした。

発表会の練習もいよいよ大詰めです。次回3月14日が最終練習日となります。セリフの暗記は、お家の方々のご協力もあり、みんなほぼ完璧です。また衣装の準備でも大変お世話になっております。まだの方、よろしくお願いいたします。


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# by yspreschool | 2006-03-09 18:05 | プリスクール

先週の水曜日(3月1日)の日誌でも同じテーマを取り上げました。

先週に引き続き、みんなに人気のあった ring toss(輪投げ)で遊びました。この遊びは一人ずつしかプレイできない遊びですから、必然的に自分の順番がやってくるまでお友だちがプレイするのを待たなくてはいけません。

「順番を待つ」ということは、集団生活を送る中で、子どもたちが必ず身につけていかなくてはならないルールの一つです。

基本的に「自分が一番」の2才児さんですから、私たちとしましては、次の1年間を通して声掛けを続け、彼らがロンパークラスに進級する時点までに守ることができるようになっていればいいな、と捉えています。

そのくらい気長に考えてはいるのですが、今日のような素晴らしい2才児さんたちの姿を見ると、この目標を達成できるのはそんなに遠い将来ではないのではないのかな、とちょっと期待をしてしまいます。

先週はプレイしているお友だちの周りをウロウロしていたR.K.くんでしたが、今日はちゃんとひとところに留まって座ることができたので、先生も私もびっくりでした。

まだまだ本当の意味で「順番を待つ」ことを理解したとは思えないのですが、他の2人の2才児さんも、とりあえず座って待ち、先生にお名前を呼ばれて初めて「自分の番」に気が付き、ニコッとして先生のところへ駆けていきます。そのような姿を見ると、ここがファーストステップだな、と思います。

「順番を待つ」ということ-----March 8, 2006_d0033714_2354726.jpgSinging time も、"The ants go marching" で「順番を待つ」場面があります。前のお友だちが自分の手を引いてくれるまで座って待ちます。3才児さんも4才児さんもこの歌が大好きなのは、自分の「順番を待つ」からなのだと私は思います。

この歌のとき、トップバッターはたいてい私なのですが、手を引かれる瞬間を待っているときの子どもたちの表情と言ったら・・・!目をキラキラさせて、ニコニコしながら行進している子たちの姿を目で追って、自分の番を今か今かと待っています。そして自分の番が来て、手を引いてもらえた時の嬉しそうな表情!これもまた筆舌に尽くしがたいです。

時に最後まで自分の番がまわってこないこともあります。そんな時、一抹の不安とさみしさでふっと表情が曇ります。そして最後に行進に加わった時、(間奏の度にみんなで人数を数えるのですが)嬉しくて人一倍大きな声で数えていたりします。

「順番を待つ」ということ-----March 8, 2006_d0033714_23542993.jpg「順番を待つ」ということ自体は、決して楽しいことでも何でもありません。でもクラスの中では大切な決まり事です。これからも、今回のように歌や遊びを通じて楽しく学んでいくことができればいいな、と思います。


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# by yspreschool | 2006-03-08 23:19 | プリスクール

プリスクールのアルファベット課業も、今週でいよいよ「Z」week 、最後の週を迎えました。これで子どもたちは、アルファベット26文字(大文字)の学習をひととおり終えることになります。

次年度アフターキンダーガーテンへ進級するお子さまは、小文字の学習とフォニックスの指導が始まり、プリスクールへ残るお子さんは、大文字の学習を引き続き行います。2年目のプリスクールでは、前の年と全く同じ課業を行うわけではありません。

子どもたちが好きだった歌や遊びなど、重なる部分もありますが、アルファベットでは、全てではありませんが、前年と異なった語彙を導入し、さらにボキャブラリーを増やしていきたいと考えています。

今日は今年度最後の見学会でした。2人のお友だちが参加されました。後半は発表会の練習でしたので、お二人には11時くらいまでご覧になっていただきました。

1年の振り返りとして、singing time には、子どもたちからのリクエストに応えています。"Jelly in a bowl" や "Peter hammers" など、各人のお気に入りの歌が次々と出されました。古いのから新しいのまで。みんな意外とよく覚えてくれています。

Z is for zoo.

触って当てよう!-----March 7, 2006_d0033714_1211032.jpg7月のテーマだった「動物」を、モーニングルーティーンのセンテンスビルディング(文章で話す練習)で復習し、さらに今週 "zoo animals" として3度目の復習を行います。

プラスティックの小さい動物の人形を利用し、目かくしをして、指先の感触だけで何の動物かを当てるゲームで遊びました。意外と難しいようでした。ライオンのしっぽとゾウのはなを間違えたり、カバとサイを間違えたり・・・。

子どもたちは、触りながら頭の中で「これかな、あれかな」と動物の名前を思い出しますから、定着の確認と復習がよくできたと思います。

触って当てよう!-----March 7, 2006_d0033714_12112049.jpgBrown bear の方は、まずまずの状態に仕上がってきています。あとは「おおきなかぶ」の練習を余念なく続けていきたいと思います。


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# by yspreschool | 2006-03-07 15:52 | プリスクール

2月16日のプリスクールで行った課業を、サタデークラスのみんなもチャレンジしました。

How long is the whale?

かろうじて室内に収まる「クジラ」として、今回は全長約9メートルのシャチ(a killer whale)を選びました。一応、クジラの仲間ではあるようなので。

クジラの長さ調べ----- サタデースクール March 4, 2006_d0033714_11162640.jpgまずプリスクールの子どもたちと違った点は、クジラがとても大きい動物であることを知っていて、導入部分で「学校の校庭くらい」という意見まで出たことです。

ですから、ひもで長さを表し、実際の大きさを目の当たりにした時の驚きや感動も、プリスクールの子どもたちよりもずっと大きなものでした。少しだけ年上のこの子たちは、ただのひもから、クジラがいかに大きな魚かを楽々とイメージできたのでしょう。

クジラの長さ調べ----- サタデースクール March 4, 2006_d0033714_1116451.jpg"How many steps is the whale?" 
リネット先生の問いかけで、一人ひとりが自分の歩幅でクジラの長さを測りはじめました。小さい歩幅のK.F.ちゃん、大きい歩幅のR.H.くん。リネット先生が大人の歩幅は約1メートルだとおっしゃるので、私もチャレンジ。ちょっと大またで確かに9歩ぴったりでした。

クジラの長さ調べ----- サタデースクール March 4, 2006_d0033714_1117346.jpg最後の課業は算数でした。「時計」がテーマの今日の算数は、年少さんのK.F.ちゃんにはとても難しかったようです。その他の年長さんたちは、先生からの3つの質問(起きる時間、お昼ご飯を食べる時間など)に答えて、一生懸命時計の中に針を描いていました。

その後「オオカミさん、今何時?(What's the time, Mr.Wolf?)」ゲームで遊びました。日本でいうところの「だるまさんがころんだ」と鬼ごっこが交ざったような遊びで、学童さんの大きい部屋をめいっぱい使って体を動かしていました。


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# by yspreschool | 2006-03-04 20:18 | サタデースクール

12月からスタートして、徐々に仲間を増やしながら、週にたったの一日、しかも2時間という短い時間ですが英語生活を始めているプレプリクラスの2才児さんたち。3ヶ月を経過し、見違えるように落ち着いてきて、しかも積極的に活動に参加する姿が見られるようになりました。

未だに涙なしではお別れができないB.J.くんですが、先週あたりから、私の腕の中で泣きながらもお母さまに手を振ります。「分かっちゃいるけど涙は出ちゃう」、その心の葛藤が本当に愛らしいです。

朝のフリープレイのお片付けも、Clean up song に合わせ、みんなでできるようになりました。その後の Good morning song も、来年度プリスクールで歌うことになる同じ歌を、みんなで輪になって、順番よく歌うことができるようになりました。

Singing time も、12月当初は全員が全くバラバラに行動していましたが、徐々に参加できるようになり、先生をまねて体を動かすこともできるようになりつつあります。

生活の流れもだんだん分かってきて、先生の "It's snack time!" の一言で、すうっと洗面所へ向かえる子も出て参りました。

おやつの間も、席を立たずにお友だち全員が終わるのを待つことができるようになって来ています。

特別なしつけをしたわけでもなく、私たちはただただ子どもたちに説明し、声掛けを繰り返しています。

このような子どもたちの変化にリネット先生も全く驚きをかくせません。私もこれほど変わってくるものなのかと、非常に嬉しく思っております。おそらくご家庭でのお父さまお母さまのサポートなしにはこのようなことはありえないと思います。心より感謝申し上げます。

一本橋わたれ!----- プレプリスクール March 3, 2006_d0033714_20153431.jpg今日前半の活動の中で、ソフトブロックをつなげて一本橋をつくり、みんなで渡ってあそびました。先生の指示に従い、同じ方向から順番よく渡ることができました。みんな何度も何度も繰り返し、渡っていました。

後半は、The Wiggles のビデオから "The Big Red Car" を見た後、大きなダンボールの中に入ってハンドルを持ち、みんなでドライブへ出掛けました。K.M.ちゃんは、車の中へは入らず、みんなの乗っている車の周りをハンドルを切りながらグルグル走り回っていました。

一つのダンボール箱が、ピカピカの赤い車になってしまうのですから、子どもたちのイマジネーションの世界は本当にすばらしいです。

どちらの遊びもとても楽しかったので、また次回も行いたいと思います。


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# by yspreschool | 2006-03-03 16:03 | プレプリスクール