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プリスクール日誌から見た子供たちの成長の軌跡


by yspreschool

June 16, 2005

Nちゃんは、本当に少しずつですが、日に日に良くなっています。子どもはしつけたように育つと思います。大人がしつけてあげなければ子どもは困惑し、次第に精神的な秩序を失ってしまうような気がします。
Nちゃんは、せめてこのスクールにいるこの時間にはルールがあるのだ、ということをだんだん学んできているのだと思います。今日はまた新しいお友達がきました。Y.K.ちゃんです。(先のYちゃんはY.Y.ちゃんと呼ぶこととします。)初日でしたから、やはりちょっと興奮気味の様子です。何にでも元気に”Yes”、”Yes”と答えるY.K.ちゃんです。とても安定しているお子さんですので、これからどんどん吸収していくことと思います。

今日もY.Y.ちゃんのことで一つ。ランチタイムのとき、リネット先生がお弁当を出していなかったので(この日先生は12時でお帰りの日でした)心配したのでしょう、”I am hungry?”と尋ねます。リネット先生は意味が分からず、”?”というしぐさをしました。するとY.Y.ちゃんは「あ」と気がついてすかさず、”(Are) you hungry?”と言い直しました。今度は先生も分かって”No, I’m OK.”というように会話が続きました。このときY.Y.ちゃんは両手を胸の辺りにやって、水をすくうようなしぐさで相手を指して”You”を表現しました。子どもはノンバーバルコミュニケーション能力を天性的に備え持っていると思います(なぜなら子どもは周囲の大人の助けなしには生きられないわけですから)。そういう意味でも早期英語教育は間違っていないはずです。話がそれましたが、私が報告したかったのは、Y.Y.ちゃんが一人称と二人称を理解できるようになったということです。
by yspreschool | 2005-06-16 22:54 | プリスクール